館山唐桟(たてやまとうざん)
ギャラリー・エム・クラフトでは第3代齊藤頴(さいとうひで)氏の唐桟織を奥様の初恵氏から譲り受け2013年よりオリジナルの小物を製作しています。 販売所:館山市観光協会(館山駅前)・ギャラリー・エム
2024年8月1日現在の在庫数 ・唐棧織 根付・・・観光協会に19点 ・唐棧織 巾着(こものいれ)・・・観光協会に7点 ・唐棧織 名刺入れ(カード入れ)・・・観光協会に6点 ・唐棧織 御朱印帳(大判 透明カバー付)・・・多種6点 ・唐棧織 びょうぶアルバム・・・5点 ・gallery.Mオリジナル びょうぶアルバム・・・多種多数 ・唐棧織 バッジ(タッセル付)・・・多種18点 ・唐棧織 ピンバッジ(タッセル付)・・・多種6点 ・ポストカード「真田縞」3枚入・・・多数 ・図録「唐棧織の世界」・・・多数※編集・発行:館山市立博物館 ※「根付」「巾着」「名刺入れ」は「館山市観光協会(館山駅前)」でも販売しています。
房州うちわ「館山唐桟」は房州うちわ振興協議会会員の柴田輝和さんが製作し「観光協会」と「房州うちわ『輝』」で販売しています。
「BYOBU ALBUM」は屏風のように立てて飾ることができ 置く場所や広げ方により いろいろな空間演出をお楽しみいただける小さなインテリアです。思い出の写真・記念のポストカード・絵手紙作品などの新しい表情を生み出します。表8面 裏6面に付属のフォトコーナーで張ることができます。 「唐棧織びょうぶアルバム」と「gallery.Mオリジナルびょうぶアルバム」の2種があります。「唐棧織びょうぶアルバム」は表紙に唐棧織を使い「gallery.Mオリジナルびょうぶアルバム」は館山を代表する花「ポピー」をデザインしました。 台紙は共通で 和をイメージした特別な4色を揃え 表紙と台紙の組合わせによりバリエーション豊富に展開しております。どうぞご覧ください。
唐桟織は桃山時代に オランダ人によってインドから輸入された縞木綿です。粋な縞模様と絹のような風合いが当時の江戸の人々に愛されました。天保の改革で贅沢品が禁止され絹に代わる織物として大流行し埼玉県川越の「川唐」をはじめ全国各地で織られていました。唐桟織は植物性染料(藍・山桃・矢車など)を使い糸の染めから織りまでの全行程を手仕事で行います。 初代齊藤茂助氏は東京蔵前の職業授産所で唐桟織の技術を習得し1877(明10)年唐桟織の工房を開設しました。1890(明23)年に千葉県館山市長須賀へ移り住み「館山唐桟」として継承しました。 第3代齊藤頴氏は1926(昭和元)年館山市長須賀に生まれ1966(昭41)年に結婚。頴氏は「伝統縞柄」を得意とし奥様の初恵氏と二人で製作を続けてきました。1970(昭45)年「千葉県無形文化財」に指定。1972(昭47)年文化庁長官より「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」に選定。1984(昭59)年「千葉県伝統工芸品」に指定。1997(平9)年「勲五等瑞宝章」を受章。1994~2003年の間 南房総市「道の駅とみうら枇杷倶楽部」において機織りの実演と展示を行いました。当時の資料の一部を当ギャラリーで展示しています。2004年11月6日逝去(79歳)。
唐棧織びょうぶアルバム「清元」
写真などを貼る「フォトコーナー」100ピースが付いています。
「清元」は タテ糸に 6色の糸を使用しています。唐棧織の中でも多色であり 細かい縞柄ですので どなたでもご使用いただけます。
台紙は「深いひまわり色」を合わせました。館山の特産である西岬のひまわりをイメージしました。黄色は 運気が上がる…とも言われています。
最大 2Lサイズの写真をタテに貼ることができます。