作家紹介

- 絵画 -
溝江晃  Mizoe Akira

1952年2月   神奈川県横浜市に生まれる 千葉県館山市在住   
1976年3月   武蔵野美術大学造形学部美術学科油絵専攻卒業
1976年~    東京銀座でグループ展 安房でグループ展
1976年4月   館山市中学校美術科教諭
2012年3月   館山市立北条小学校校長定年退職
2013年4月   ギャラリー・エム主宰
2016年5月   第82回旺玄展「新人賞」受賞
2017年5月   第83回旺玄展「奨励賞」受賞
2018年5月   第84回旺玄展「旺玄会賞」受賞
2019年5月   第85回旺玄展「奨励賞」受賞
2020年5月  第86回旺玄展 コロナ禍のため中止
2021年5月  第87回旺玄展「東京都知事賞」受賞
2022年5月  第88回旺玄展「東洋クロス賞」受賞
2023年5月  第89回旺玄展「佳作賞」受賞
寄贈作品    千葉県総合教育センター「雫」P30(油彩)
            安房教育会館「街」P80×2(油彩)

- 彫刻 -
伊藤哲一 Ito Norikazu

1974年   東京に生まれる  千葉県館山市在住
2003年   東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
2004年~ 全国各地で個展・グループ展
2005年   東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
2012年   第10回千葉市芸術文化新人賞受賞
2012年   第11回大分アジア彫刻展入選

 - 古滝正治  学びやの華 -
古滝正治  Kotaki Shoji

1951年  千葉県市原市米原に生まれる
1970年  洋画家内藤隶氏に師事
1977年  東京藝術大学美術学部絵画科油画(彼末宏教室)卒業
        中国料理店(荒川区)勤務
1980年  市原市中学校美術科教諭
2010年  第1回個展
2011年  第2回個展
        市原市立平三小学校校長定年退職
        版画家深澤幸雄氏に師事
2013年  第3回個展(ギャラリー・エム)

- 四宮義峰  寿星窯 -
四ノ宮義四郎  Shinomiya Yoshishiro

1950年 千葉県立安房高等学校卒業 
1956年 東京藝術大学美術学部工芸科漆芸卒業 
       千葉市立新宿中学校美術科担任 
1963年 千葉県立千葉高等学校芸術科工芸担任 
1992年 同を退職 
       館山市犬石に工芸工房開設 

工房 「寿星窯」 「南天寮」 
〒294-0226 千葉県館山市犬石1349  phone 0470-28-2223

2020年12月 逝去
1992年春 29年間勤務した千葉県立千葉高等学校の芸術科(工芸)の教員を退職し その間の経験を元に 故郷の館山市の南端に工房をたて 陶芸・漆芸の制作を志して 陶芸窯の名を「寿星窯」と命名しました。 

「寿星」は房州の地を中心に通称「めらぼし」と呼ばれ 南端の「布良」の地より真南の水平線上2度の高さに見えます。竜骨座の一等星カノープスの中国名の一つ「寿星」の呼び名から 名を戴きました。中国でも南に行くか 高い処でなければ滅多に望見出来ず この星を見た人は長生きが出来るということから「寿老人星・寿星・南極老人星」等と中国では呼ばれています。 

陶芸の主な用土は 岐阜多治見の五斗蒔粘土と信楽の木節粘土で 少し栃木県益子の粘土も有ります。漆芸の仕事もぼつぼつとやって居りますが 少しずつ増やして行きたいと思っております。 
〔1993年3月 四ノ宮義四郎(四宮義峰)〕

- 彫り駒 玉舟を語る -

竜真〔岩﨑隆真(1921~1978)〕は 駒師木村文俊(木村義雄十四世名人の実弟)の外職人として 今から50年前まで「玉舟」の駒を彫っておりました。当時 世に出ている「木村作 玉舟書」の駒は 全て竜真の手により彫られたものと思われます。

金蓮院(岩﨑家)に唯一残っている「竜真作 玉舟書」の駒箱の蓋の裏には「玉舟 皇室献上品となる。竜真その駒彫る。」と自筆の記録があります。これは棋士木村義雄から当時の皇太子殿下(今上天皇)の御手許へ届けられたと聞いております。

木村文俊の駒作りを手伝うこと21年 木村文俊から櫛形の駒木地が届き それを駒形に切り出し整形するところから手がけており 駒を彫るところまでを請け負っておりました。

字母印(版木)は竜真自ら彫って作ったものであり 21年の間に玉舟の版木を作りかえております。初期の版木と後期の版木では 字の大きさや王将のハネの有無等の字体の変化が見られます。竜真は字体と駒形(駒木地寸法)とのバランスにこだわりを持ち 将棋を指すことも好きであったため デザイン性を特に大切にしておりました。
また 保管していた資料の中に「椿」と書かれた版木があり 調べたところ「昭玉」の字母印(版木)であることがこの度わかりました。

現代のように インターネットで映像が鮮明に飛び交う時代がくることを 当時は誰も想像をしていなかったことでしょう。投稿された玉舟の駒や昭玉の駒の映像を画面で拡大して見ると 彫りの深さや鋭さから 外職人に徹した竜真の矜持があらためて伝わってきます。

2013年4月3日~5月31日まで  「ギャラリー・エム」で 「玉舟」「昭玉」の字母印(版木) 「玉舟」の彫り駒 道具の一部を展示しております。

〔2013年4月6日 金蓮院第29世寺族 岩﨑和子〕